運転資金の融資が断られた時にファクタリングは有効?
運転資金が必要で銀行に借り入れの申し込みをした際、資金繰りが非常に厳しい状態であれば断られるケースがあるかもしれません。
そんな運転資金の融資が断られた際、ファクタリングの活用を検討するのも手段の一つであるかもしれません。以下で詳しくご説明します。
目次
運転資金の融資が必要な状況について
売上債権(売掛金+受取手形)+棚卸資産-買入債務(買掛金+支払手形)=経常運転資金
こちらをご覧いただけたら、どのような時に運転資金が必要なのかが分かります。まず、売掛金や受取手形などの売上債権が増えた時は運転資金が必要になります。
「売掛金や受取手形などの資産が増えるのに、なんで資金が必要になるのだろう?」と、私が銀行に勤務していた頃、融資の研修に参加した際に疑問に思った記憶があります。
もしかしたら、同じように思われいる方もいらっしゃるかもしれません。念のためご説明します。
売上債権が増えるということは、キャッシュの入金日がしばらく後になることを示しています。仮に、現金取引の場合であれば売上はすぐに現金として入金するはずです。それなのに、入金時期が後にズレてしまうため、資金不足となるのです。
売上債権が増えれば増えるほど運転資金が必要になるので、融資の必要性が出てくるのです。
運転資金の借り入れ申し込みが断られる理由について
このように、運転資金が必要な状況なのにも関わらず、銀行から融資が断られてしまうケースがあります。断られてしまう理由は様々なあるので、まずはその理由について、私が銀行員として勤務していた時の経験をもとにお伝えします。
1.担保余力がない
銀行が貸し出しをする際、その企業の資産背景を確認します。何故なら、不動産などの資産を担保に入れることで融資したお金が回収出来なかった場合の保全を図るからです。
「不動産なんてない・・・」という経営者の方もいらっしゃるでしょうが、悲観する必要はありません。担保余力の中には信用保証協会からの保証も含まれています。
仮に信用保証協会からの保証を活用して資金調達している場合は、担保余力がない可能性もあります。
2.キャッシュフローがマイナスであり、赤字が続いている
銀行はキャッシュフローを確認しています。融資を申し込んだ企業の資金繰りを確認し、キャッシュフローがマイナスであれば融資を見送る場合が多いです。
今までの売上の推移から今後の売上見込みを算定し、非常に堅い数字で融資の分析をします。そのため、赤字が継続している企業は運転資金の借り入れが断られてしまう可能性が高くなります。
3.経営者個人や法人の信用状況が悪化
銀行の中には融資の審査をする段階において、経営者個人の信用状況を確認するケースもあります。そのため、クレジットカードの支払いで延滞している場合などは注意してください。
4.事業計画に問題がある
事業計画にそもそもの問題がある場合は、運転資金の融資が見送られます。事業計画が妥当なものかどうかについてですが、最寄りの商工会議所などに相談をすれば、税理士の方や中小企業診断士の方が無料で診断してくれるサービスもあります。
事業計画に問題があるかどうか、入念にチェックし、独り善がりにならないで下さいね。
運転資金が調達できない時こそファクタリングの活用を検討する
運転資金の融資が断られた場合は、ファクタリングの活用を検討してみるのも手段の一つです。
冒頭ご説明した、運転資金の算出式を参考にすると、売上債権を減少させることが必要な運転資金の額を減らすことに繋がるからです。
売上債権(売掛金+受取手形)+棚卸資産-買入債務(買掛金+支払手形)=経常運転資金
他にもファクタリングを活用するメリットがあります。それは利用者の方の業績ではなく、売掛先企業の業績が審査上重要視され点です。
仮に、利用者の方の業績が芳しくなく、銀行やノンバンクから借り入れが出来ないような状態であっても、ファクタリングなら利用できたという事例は多くあります。
ファクタリングの活用を検討される方は資金調達プロというサイトで、ファクタリングが利用出来るかどうかの無料診断を活用するのも手段の一つです。
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運転資金の借入を銀行から断られてしまった場合などの経緯を丁寧なサポートセンタースタッフの方に説明すれば、前向きな提案をいただけるかと思います。
まずは無料で試すのも悪くはなさそうです。
最後までお読みたいだきありがとうございました。御社の運転資金の調達が上手くいくことを願っています。