売掛金を融資に活用する方法とは?元銀行員が解説します

売掛金を活用して融資を獲得する方法を調べていらっしゃる経営者の方に、どのような資金調達方法があるかご説明させていただきます。

私は元々銀行に勤務をしていました。その中で得た融資をスムーズに進めるためのノウハウなどもお示しできたらと思っております。

売掛金が何故資金繰りを悪化させるのか

売掛金は資金繰りを悪化させてしまう原因になってしまいます。理由は「売掛金を現金化する資金調達方法のファクタリングについて 」の記事でお伝えしました。一言でいうと、売上が実際にキャッシュとして入ってくるまでにある程度の時間(流動資産なので1年以内)を要するからです。

資金繰りを悪化させる原因である売掛債権を解消し、かつ、それを融資に活用して資金を潤沢にすることができる方法についていくつかご説明をします。

売掛債権担保融資保証制度について

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まず、売掛債権担保融資保証制度についてご説明をさせていただきます。

この制度は売掛金を滞留させて資金繰りに苦しむ中小企業のために出来た融資制度です。まず、金融機関から中小企業がお金を借りる際に売掛債権を担保にしてお金を借りることができ、仮にその中小企業がお金を返せなくなった保証を信用保証協会がするというものです。

中小企業としては売掛債権を活用して資金繰りを安定化させられるのでメリットがあります。また、銀行としては信用保証協会からの保証が得られれば仮にお金が中小企業から返ってこなくなったとしても損失を信用保証協会が保証してくれる(9割保証)ため、資金を貸し出ししやすくなるメリットがあります。

実際に、私が銀行で勤務をしていた時、信用保証協会からの保証が得られるかどうかとういう点は非常に重要でした。新規の貸し出し先を探して来た場合に、業績が芳しくない企業であれば信用保証協会付の融資をするように銀行内の暗黙のルールがありました。

上司からは「保証協会と事前協議してきて」と頼まれることも多くありました。

事前協議とは、お客さんから決算書を預かり、そのコピーを信用保証協会の担当者のところへ持参し「いくらくらいまでなら保証協会さんで保証がおりますか?」と相談をすることです。

銀行などの金融機関はリスクを最も嫌います。

業績や財務状況が芳しくない企業への融資をプロバーで行って(信用保証協会付等ではない形)、もしその企業が倒産した場合、その貸し出し案件に取り組んだ担当者や、その案件を承認した上司や融資を審査するセクションの担当者が責任をとることになります。簡単にお伝えすると「人事評価が下がること」や「左遷」などです。

そういったリスクを避けるためにも、信用保証協会からの保証があれば銀行員は安心して案件に取り組みます。「もしその企業が倒産してしまっても信用保証協会からの保証があるから融資しました(私は悪くありません・・・)」という理由があるからです。

正直、業績や財務状況が芳しくない企業であれば「融資をしない親切」というのも必要なんですがね。

話が逸れましたが、この売掛債権担保融資保証制度は銀行にとっても、それを利用する中小企業にとっても有り難い融資制度なのです。

ちなみに、売掛債権担保融資保証制度は名前が流動資産担保融資制度(ABL保証)へと変わっています。

売掛債権担保融資保証制度と流動資産担保融資保証制度の違いを簡単に説明すると、信用保証協会の保証額が借入の9割だったのが8割へと変更されたという点です。つまり、銀行は貸し出し額の1割が貸し倒れリスクでしたが、それが2割に増加してしまったということです。

ファクタリングと売掛債権担保融資保証制度の違いについて

あと、売掛金を活用した資金調達方法としてはファクタリングが挙げられます。ファクタリングは当サイトで再三説明をしていますが、簡単にお伝えすると、ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらい、現金化する手法です。

売掛債権担保融資保証制度との違いは以下です。

売掛債権担保融資保証制度とファクタリングの違い

・取引する相手が異なる

売掛債権担保融資保証制度は銀行および信用保証協会との取引です。ファクタリングはファクタリング会社との取引が主。

・売掛先企業への情報

ファクタリング会社との取引の場合は売掛先に御社がファクタリングを利用することがバレる場合がある(ファクタリングを利用しても取引先にばれない方法もあります)。売掛債権担保融資保証制度は銀行取引であるため、取引先には情報がもれない。

・手数料

売掛債権担保融資保証制度を活用した場合、金利は利用する企業の業績・財務状況によって左右します。具体例をお伝えすると、クロネコヤマトの関連会社であるヤマトクレジットファイナンスであれば、融資の金利は年間4.75~9.75%で、融資事務手数料は融資額の0.50~4.50%です。

一方、ファクタリングであれば金利ではなく手数料が必要になります。手数料は5~20%あたりですので、売掛債権担保融資保証制度より高くなる可能性もあれば低くなる可能性もあります。

・資金調達までの期間

売掛債権担保融資保証制度は銀行と信用保証協会の審査を通過しなければいけませんので、最短でも10日前後の期間を要します。

一方、ファクタリングの場合は即日での資金調達も可能な場合があります。そのため、今すぐにでも売掛金を活用して資金調達したい方にとってはファクタリングの方が良いでしょう。

ファクタリングと売掛債権担保融資保証制度、結局どちらが良いのか

ファクタリングと売掛債権担保融資保証制度の活用、結局どちらを活用するのが良いのでしょうか。様々な違いがあるのですが、銀行からの融資がなかなか難しく、多くの売掛金を保有される中小企業の方はファクタリングを活用しているケースが多いようです。

まずはファクタリングを実際に利用できるかどうかを確かめてから、ファクタリングと売掛債権担保融資保証制度どちらを活用するか考えてみるのも手段の一つです。

そして、ファクタリングを利用出来るかどうか確認されたい方は「資金調達プロ」というサイトで無料で診断を受けるのも手段の一つです。

資金調達プロは今まで1万社以上の利用実績がある信頼できるファクタリング会社紹介サイトです。全国にあるファクタリング会社1,000社以上と連携をしています。

そのため、仮にファクタリングが利用出来ることが分かれば、スピーディーにファクタリング会社を紹介してもらうことも可能です。即日の資金調達もスムーズに行えます。

加えて、資金繰り改善率は93%ともうたっていますので、安心出来ます。

資金調達プロで無料でファクタリングが利用できるか診断したい方は後ほどリンク先をご紹介します。そのリンク先で無料診断をされてみてください。

広告リンク先のページで希望金額・御社の所在地・翌月の売掛金額・翌々月の売掛金額・売掛先への通知の可否・御社の名前・メールアドレス・電話番号などを入力すれば無料診断ができます。

その後、サポートセンタースタッフから電話があり、丁寧にヒアリングがあります。

売掛債権担保融資保証制度を活用するかファクタリングを活用するか等の質問についても、サポートセンタースタッフにされてみて下さい。丁寧に回答してくれるはずです。

また、そもそも無料ですので、試してみるのも悪くないかと思います。

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実際に、私も以前「資金調達プロ」を利用しました。

担当者の方も非常に親切でしたし、紹介されたファクタリング会社もしっかりと対応をしてもらい、結局問い合わせから3日で約200万円を調達し、社員の給料を払う事が出来ました。

迷ったら無料ですので、まずはサイトに必要事項を入力されてみてください。もしファクタリングを利用するかどうか迷っていらっしゃったとしても、利用できるかどうかを確かめるだけでも御社としての資金調達方法の幅が広がるはずです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。売掛金が多く、資金繰りに悩む経営者の皆様のお役に立てたら嬉しいです。

One Response to “売掛金を融資に活用する方法とは?元銀行員が解説します”

  1. […] 売掛先企業にどうしてもファクタリングを利用するということばバレたくない方は、ファクタリングではなく売掛債権担保融資保証制度の活用を検討されてみてください。 […]

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