日本政策金融公庫の融資の金利はとても低い場合も

日本政策金融公庫とは平成20年10月に発足された日本国政府が100%出資する政府系金融機関です。もともとは国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫が前身でして、それらの組織が統合されて今の組織となりました。

一般の金融機関からの融資を受けることが難しい個人事業主や中小企業、農業、林業、漁業を行っている方々に対しての融資も行っています。金融機関の中では資金調達に困っている中小企業の味方という位置づけです。

一定の条件をクリアすれば無担保・無保証でもお金を借りることができます。今回は事業資金が必要な中小企業向け日本政策金融公庫の融資の金利についてご説明させて頂きます。

低金利の理由について

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日本政策金融公庫の融資の金利は一般の金融機関に比べて低く設定されています。金利が低い理由ですが主に3つあります。

①国が運営している金融機関であること

②顧客が資金があまりない個人事業主や中小企業であること

③特に最新の国の政策として起業家や創業したての会社を支援していること

以上の3つが主な理由として挙げられるでしょう。

日本政策金融公庫の融資の金利と一般の金融機関の金利

日本政策金融公庫の融資の金利はメガバンクとどのくらいの違いがあるのでしょうか。下記を御覧ください。

・日本政策金融公庫の基準金利・・・1.30%
・メガバンクの平均金利   ・・・2.35%

日本政策金融公庫とメガバンクの金利差は1%以上あります。さらにノンバンクと言われる金融機関からの融資になると金利が4%から、高いところだと10%以上にもなります。(金利は市場によって変化しますのでご了承下さい)

ではこの金利の差が債務者として利息を支払う際にどのくらいの金額の差を生み出してしまうのでしょうか。1,000万円を借り入れした場合での利息金額を表している下記を御覧ください。

金利別利息一覧表

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例えば日本政策金融公庫で1,000万円を10年借りた場合、利息の合計は65万5360円になります。メガバンクだと118万4737円(公庫との差額:529,377円)、ノンバンクだと201万6615円(公庫との差額:1,361,255円)にもなります。

ノンバンクでお金を借りると3倍超の利息を支払わなければならないことがお分かりになられると思います。凄まじい差額ですので、やはり資金調達をする際は日本政策金融公庫からの調達をその他金融機関よりも優先した方が良いのです。(私がもともと勤務していた銀行には悪いですが・・・)

日本政策金融公庫の融資の金利がかなり低くなる場合も

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一般の金融機関よりも融資の金利が低い日本政策金融公庫ですが更に金利を下げられる場合もあります。先日、本業で日本政策金融公庫の担当者の方と面談をしたのですが、様々な金利表を見せていただきました。

有担保か無担保か、そして企業の格付け(企業の財務諸表などによって決まる格付けです。売上の推移や資産と負債の状況などでその企業に融資をして安全かどうかを図ります。金融庁によって定められています)によって借りられる金利が全て決まっている表でした。

どのような目的の融資なのかによっても金利が変わってくるようです。例えば、新規事業の場合や、震災関連のための資金調達の場合などはかなりの低金利でした。

日本政策金融公庫は以前よりも国の政策で金利が低くなっています(10億円程度の資金調達でかつ認定を受けた事業であれば0.03%もの低金利での調達も可能なようです。ビックリするような金利で驚きでした)。

一般の金融機関に比べてもその差は一目瞭然です。現在、融資の申込みを検討されている方は日本政策金融公庫からの融資を最優先で検討されてみるのが良いかと感じました。

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