信用保証協会の審査で個人情報はどこまで重要になるの?

信用保証協会とは全国に51か所ある公的保証人制度を取り扱う組織です。

資金繰りを改善したい企業や創業したての企業、これから起業を考えてる人など一般的にみて銀行からの直接の融資が難しい人のための目的で、国が保証人になってくれる制度の事です。

今まで単独で金融機関の審査を受けてもなかなか通らなかった人でも信用保証協会のバックアップがもらえると、銀行から比較的簡単に融資の審査に通過します。

今回は信用保証人協会の審査で個人情報はどこまで重要になるかをご説明させて頂きます。

信用保証協会の審査で必要となる個人情報について

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では審査に関わる個人情報とは何を指すものなのかご説明します。

・基本情報(住所・氏名・性別・職業・家族情報・生年月日等)

・金融機関からの借入

・借入がある場合、その情報について

例えば銀行で住宅ローンを申込んだ場合、銀行は全国銀行個人信用センターから個人情報を入手し、保証会社の審査であれば日本信用情報機構などから個人情報を取得します。

金融機関が個人の信用情報を調べる

信用保証協会の場合、個人信用情報機関には加盟していないため個人情報を審査で調べられることはありません。

なぜかというと信用保証協会はあくまでも保証人になってくれるということでお金を実際に融資してくれるのは金融機関だからです。

但し、信用保証協会から保証を受けられるのはあくまでも運転資金と設備資金です。他の使途は認められていませんので注意が必要です。

前述した通り、一般的には保証協会信用保証協会が個人情報を調査することはありません。しかし、借り入れ申し込みをする法人の経営者個人がブラックリストに入っていた場合は、金融機関に申込みした段階で否決になってしまいます。

何故なら、金融機関は申し込み段階で個人情報を取得するからです。保証協会が個人情報を取得しなかったとしても、金融機関に申し込みを断られてしまいます。

また、私が約7年前に扱った案件で、信用保証協会の担当者から血相を変えて断られた案件がありました。決算書はピカピカの内容で、「これなら信用保証協会からの審査はOKだろう」と見込んで信用保証協会へ事前審査の申し込みをしました。

※金融機関は正式な申込書を顧客からもらわなくても、決算書3期分をもって信用保証協会に事前審査をするケースがあります。ここで審査が通過しそうなら正式に申込書をお客様に書いてもらうというのがならわしになっています。

担当者はハッキリと教えてくれませんでしたが、その会社は以前信用保証協会から保証を受けて資金調達をし、結果的に倒産をした過去があったようでした。

過去に信用保証協会を利用していて、倒産したり返済が滞ったりした場合は個人情報の有無は無関係で審査が厳しくなるのは覚悟しておいたほうが良いのです。

審査の内容とは?

では信用保証協会の審査で重要なポイントをお伝えします。

①融資を申込む銀行との関係性
②融資希望額
③資金の使途
④事業計画
⑤経営者

以上の5つの項目が審査に通るかどうかの鍵を握っています。

上から順番にご説明します。

1.初めての融資なのかどうかと金融機関との関係をうまく築けているかどうか(①)
2.融資額が事業計画や使途に対して適切かどうか(②・③)
3.利益を見込める将来性のある事業なのかどうか(④)
4.きっちりと返済してくれる経営者なのかどうか(⑤)

以上が審査で重要になってきます。

つまり個人情報よりも会社の状況や将来性、事業計画、融資額は適切な金額なのか、返済能力があるか、経営者の人柄やビジネススキルなどが審査では重要になってくるのです。

最終的には人柄なのですが、人柄だけでは借り入れが出来ないのは当然のことです。

最後に

信用保証協会での審査に個人情報が重要かどうかがお分かりになられたら幸いです。

これから起業する方、新しい事業を展開していく会社、個人事業主の皆様の一助になれば幸いです。

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