建設業の経営者必見!資金繰りの計画を組み立てる考え方とは?

建設業を営んでいらっしゃる方は資金繰りに非常に苦しまれる方も多いです。工期は長期間に亘るものの、入金時期は工事完成後である場合などが多いからです。

そのため、売上はあがっていて黒字であるものの、資金不足が原因で黒字倒産するような会社もあります。

そんな黒字倒産などを避けるためにも建設業の方が資金繰りの計画を組み立てる考え方や資金調達の方法ついてご紹介します。

建設業の資金繰りに関する悩みをQ&Aサイトから紹介

56c43e978b04f4aafb0a3bdb56c262e3_s

私は銀行員として建設業者さんと関わる機会が多くありました。しかし、建設会社での勤務経験はありません。そのため、建設会社の方が資金繰りにおいてどのような悩みを持たれるかどうかは知りません。

無責任な情報をサイトにアップするわけにはいきませんので、ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトから、建設業者さんの資金繰りに関する悩みをまずご紹介します。

※そのままQ&Aをコピペせずに分かりやすい表現に変えて書かせていただいております。

◯資金繰り悪化における会社債権の悩み

icon-q1-b協力業者さんへ遅れている支払いが、5千万円程度あります。業者さんの中には支払いが半年以上遅延している方もいらっしゃいます。

毎日、様々な業者さんから支払を催促する電話があり、仕事をする精神状態ではありません。この様な状態を改善する方法を教えてください。

icon-a1-b建設会社のコンサルティングをしている者です。私の会社には同様の質問を多くの建設会社から相談いただきます。

教えていただいた金額だけでは判断出来きかねます。今まで質問者さんが築きあげてこられた協力業者さんたちとの関係性や、リアルタイムで手掛けられている工事の有無を含めて、今後、工事を進めていくことが出来るのかどうか判断します。

改善する方法はあります。

◯建設業を営む個人事業主からの資金繰りの質問悩み

icon-q1-b1度のトラブルが原因で複数の協力会社さんに未払金が総額100万円程あり、支払遅延になっている状況です。

運転資金をの支払いが先行していて現在資金はゼロです。生活も困難で税金の支払も出来ていません。過去5年以内に自己破産の経験もあります。

こんな状況ですが、今は運転資金の調達だけでもなんとかしたいです。

協力会社には既に未払金があるため、即現金払いしか選択肢がありません。実際に必要な運転資金は今までの経験上、常に200万円はいります。

自己破産の経験から借り入れはできず、収入の時期もまちまちですので、資金繰りは事業面でも生活面でも苦しい状況です。

それでも状況を少しでも改善させていきたいと思っています。このような状況で融資をしてもらえる方法があるのか、または、その場しのぎでも持ちこたえられる方法はないでしょうか?

icon-a1-bお金を自己管理できない人は経営者失格ではないでしょうか・・・。おそらく、事業用資金と生活資金がどんぶり勘定になっているのではないかと感じました。

自己破産経験者の方であれば、とても残念ですが闇金等からしか調達できない可能性が高いかと感じました。

ただ、私も昔資金不足で事業をたたもうか悩んだ時、死ぬ気で1年間働いた経験があります。なんとか働けばお金はなんとでもなるもんです。

融資してもらうとか借りることやその場しのぎの方法を考える前に、まずは今の仕事をしっかりすることをオススメしますm(_ _)m

◯私が感じたこと

今回のQ&A情報を見て感じたのは、お金を大切にすることが非常に重要だということです。建設会社さんは扱う金額が大きい反面、工事が完成した後に入金が遅れて入ってくるので資金繰りがどうしても厳しくなります。

そのため、資金繰りの計画を適切に行うことが非常に重要なのです。それではどのように資金繰りを計画していくのかについてご説明します。

建設業者さんが資金繰りで注意すべき事

77f7fc037f6203d76f7923cdcc2bc277_s

建設業者さんの資金繰りを計画される上での注意すべきポイントについてご紹介します。

まず、資金繰りが悪化してしまう理由を把握しましょう。

建築一式のケースですが、着工が遅れてしまうことが原因で着工金・上棟時の中間金の入金予定時期が遅れることは十分に想定されます。

入金されるタイミングが引渡し時もしくは完成検査後の場合であったとしても、その工事を完成させるための労務費や材料費などの製造原価の支払いが先に必要です。

支払う時期と入金されるまでの期間を把握するようにしましょう。それが分かれば、どのくらいの資金が必要か把握できるはずです。逆説的ですが、手持ち資金を把握した上で受注する規模の工事を決めるというやり方もあるかと思います。

施工の現場担当者の方と工事の進捗状況に関する情報を常に交換し、入金のタイミングが遅れるかどうかチェックすれば「工期が遅れて入金が遅れて資金繰りが悪くなった」という事態を防ぐことが出来るはずです。

資金繰りの計画の立て方

資金繰りで最も重要な点は現金の推移です。Q&Aで個人と法人のどんぶり勘定の方がいましたが、最悪現金がマイナスにならないのであれば良いのではないかと個人的には感じています。

そのためにも現金の動きが少しでも具体的に把握できるようにしておくべきです。

※資金繰り表などはなかなか入力が難しいので、以下のファイルであればまだ日々の現金の動きを把握できるかと思います。

現金推移を簡単に把握できるシート

その他にも、建設業の方専用に作られた資金繰り表を実際に作成されたい方は以下のサイトをご紹介します。こちらの表は非常に分かりやすいものでしたのでよかったらご覧になられてみてください。

※建設業者専用の資金繰り表

上記表をご覧になれば、具体的にどのような項目を入力しなければいけないかお分かりいただけるはずです。

それでは、具体的な資金繰りの計画の立て方に関するポイントについてご紹介します(前置きが長くなってしまいました)。

◆期間:半年~1年先の計画を立てる

工期にもよるかと思いますが、半年~1年間の計画は必要です。工事を実際に受注できるかどうかなかなか1年さきまで見えないのが実情でしょうから、短くても3ヶ月先までの計画を立てるようにしてください。

そうすることで資金調達の手続きも円滑にいきます。

◆売上:売上見込みがある先には徹底的にフォローする

顧客からの依頼で既に見積を提出済みの先や見込み顧客へのフォローをし、安定的な売上を確保できる体制を整える

◆資金調達:銀行との付き合いがなければ短期借入金からの調達を第一の目標に

今まで借入実績がない建設業者に対する融資は銀行は厳しい見方をします。しかし、工事完成が見えており確実に融資金を回収できる見込みのある短期的な融資については長期資金の貸出よりもハードルは下がります。

建設会社さんは銀行からの資金調達がなければ事業を大きく拡大することは出来ませんので、拡大意欲のある方で銀行取引実績が無い方はまずは計画的に短期借入金の調達を目指しましょう。

資金繰りが本当に切迫しているときは

最後に、資金繰りが非常に切迫している場合で、銀行からの融資が断られているような状況の場合に活用できる資金調達方法をご紹介します。

銀行審査ほど厳しくないビジネスローンの活用をまずは考えましょう。45日間であれば無利息で調達できるようなビジネスローンもあります。

また、ビジネスローンが難しければファクタリングという売掛債権を買い取ってもらうことで資金調達する方法もあります。

最短即日で金額も100万円~3億円ほどのボリュームを調達出来ますので、多額の資金が必要な建設業者さんの資金繰りが一気に改善されます。

注意すべきポイントはファクタリング会社に支払う手数料です。5~20%程度が売掛債権額から差し引かれますが、そのパーセンテージは売掛先企業の状況で異なりますので、御社が銀行やビジネスローン会社から融資を断られていたとしても調達可能です。

※以下動画でファクタリングという資金調達手法について詳しく説明しておりますので、興味があれば御覧ください。

実際にファクタリングを検討してみようという方は、まず、ファクタリングを実際に利用できるかどうか「資金調達プロ」というサイト(動画内でも紹介しています)で確認しましょう。

資金調達プロは今まで1万社以上の利用実績がある信頼できるファクタリング会社紹介サイトです。

そもそも無料ですので、試してみるのも悪くないかと思います。

icon-arrow3-b-s 10秒カンタン事業資金調達するなら資金調達プロ

建設業を営む御社の資金繰りが改善し、少しでも計画が円滑にいくことをお祈りしています。最後までお読みいただきありがとうございました。

※こちらの記事をご覧いただいている方にはこちらの記事(建設業の資金繰りを改善するために行うべきこととは?)もご覧いただいております。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ